鼻尖縮小では鼻尖(鼻の先)の丸み、つまり「団子鼻」の改善ができます。
鼻尖部の太さを決定している要素としては皮下脂肪、鼻翼軟骨があげられます。手術は両側鼻孔内より切開し、皮下の脂肪組織をできるだけ皮膚側に残さずに剥離します。
はじめに鼻翼(小鼻)軟骨の表面上にある脂肪を切除します。更に両側の鼻翼軟骨を縫合し中央に寄せることにより鼻尖を細くします。理論上はこれで鼻尖が細くなるのですが、ひとつ問題が生じます。鼻翼軟骨を中心に寄せるように縫合すると鼻尖の最突出部(Tip defining point)が頭側にかたよったり傾いたりし、ポリー・ビーク・ディフォーミティー(polly beak deformity=オウム鼻)という変形をおこします。せっかく正面から見て細くなっても、斜めだったり、横から見た際には逆に鼻尖が丸くなったように感じます。そこで、この凸の原因である鼻翼軟骨の頭側を一部切除することにより多少は緩和されます。ここまでが一般クリニックで通常行なわれている鼻尖縮小術です。
![]() |
![]() |
|
左右の鼻翼軟骨同士を縫合し中央に寄せた場合、 |
||
ただし、この方法では鼻尖が術後のほうがかえって上を向いた形態となるため決して格好良い鼻とは言えません。そこで、当院では独自の方法を加えていきます。
鼻翼軟骨外側脚(軟骨の外側に張り出している部分)に入ったところの約5mmの点で軟骨を切開し、左右の外側脚同士を縫合し鼻尖の高さを出した上で、既に切除している鼻翼軟骨を4枚に分けて細工し、下方向に向く(下方延長)ようにアンレー骨移植術(onlay graft)を行ないます。すると、鼻尖の最突出部(Tip defining point)は頭側にかたよったり傾いたりせず、理想的な位置に留まります。この手技は鼻尖部を正面からみて細くするのみでなく、側面からみてもシャープな鼻尖とする3次元的美しさを追求した、全く新しい鼻尖縮小術です。術後はギプスによる固定が3~5日必要になりますが、腫れは約5日程度とお考え下さい。
![]() |
![]() |
|
リッツ式鼻尖縮小術は、本来は捨ててしまう軟骨を |
||